壺承は、茶壺や急須を置いて茶席を整えるための道具です。使い終えたら器を持ち上げ、上面と底面に水分が残っていないかを確認します。ここでは、SEKIMONOの手仕上げ・表面着色を施した銅製壺承の日常管理を扱います。
茶器を移してから拭き取る
急須や茶壺を載せたまま壺承を傾けず、器を別の安定した場所に移してから手入れをします。熱い茶器を置いていた場合は、壺承の温度にも注意してください。水滴は柔らかい布で軽く拭き取り、くぼみや縁にも残っていないかを確かめます。
置いていた場所にも水分を残さない
壺承の上面だけでなく、底面、茶布、卓上も確認します。湿った茶布の上に置いたまま収納せず、それぞれを乾かします。壺承を使っていれば卓上への水分や熱の影響を必ず防げる、と考えないことも大切です。
表面の色を研磨で整えようとしない
表面着色を施した銅器には、金属研磨剤や研磨スポンジを使わないでください。色の変化が気になるときも、自己判断で強く擦らず、銅の茶器の基本のお手入れを確認します。落ちない汚れや状態の判断が難しい場合は、写真を添えてご相談ください。
乾いた状態で、重ね方を整える
片付ける際は、ほかの茶器と表面が擦れないように置き方を整えます。次に使うときは、置く茶壺や急須の状態も確認してください。例えば石上聴竹の外形は約φ192 × H30 mmですが、寸法だけで器との相性は決まりません。