茶器の手引き

茶海(公道杯)から注ぐときの液だれを考える|器と所作を確認する

茶海(公道杯)から茶杯へ注ぐとき、注ぎ終わりに器の外側へ茶湯が伝うことがあります。ここでは、特定の所作で液だれを防げると断定せず、器ごとに確認したい点を整理します。

茶海と公道杯は何を指すか

南海博物館の解説では、茶海は、茶壺や蓋碗から出した茶湯をいったん受け、茶杯へ分けるための器として紹介されています。「公道杯」は、その文脈で用いられる呼び名の一つです。

液だれを一つの方法で決めつけない

注ぎ口の形、器の縁、入っている茶湯の量、注ぐ先の位置などは器ごとに異なります。そのため、決まった角度や手首の動きで液だれを防げるとはいえません。まずは使用している器のメーカー案内や注意事項があるかを確認し、実際の器の扱いに合わせてください。

注ぐ前に見ておきたいこと

  • 器の注ぎ口や縁に欠け・ひびがないか
  • 器に付属する使用上の案内があるか
  • 茶杯を置く位置と、注ぎ終わりの動きを無理なく確認できるか

こうした確認は、特定の結果を保証するものではありません。器の状態や扱いに不安がある場合は、無理に使い続けず、販売元または製造元に相談することが大切です。

SEKIMONOの現在の茶道具について

現在のSEKIMONOの取扱いには、茶海・公道杯は含まれていません。中国茶の道具を選ぶときに、現在のSEKIMONOの茶則・蓋置・壺承・茶盤について確認する場合は、初めて中国茶器を選ぶときに確認する順序をご覧ください。

SEKIMONO

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