茶則(ちゃそく・茶さじ)を選ぶ際、最も迷いやすい要素の一つが「全体の長さ(全長)」です。 一般に販売されている茶則には、11cm前後の小ぶりなものから、18cmを超える長寸のものまで多様なサイズが存在します。
茶則の長さを選ぶ際の基準は、①茶葉を取り出す茶缶・茶筒の深さ、②茶席や茶盤の作業スペース、③急須(茶壺)との配置バランスの3点です。 本記事では、11cm・15〜16cm・18cmの3つの長さ区分ごとの実用的な特徴と、SEKIMONOの銅製茶則7作品の実測寸法を整理して解説します。
1. 茶則の長さによる3つの区分と実用上の特徴
短寸(112mm)|最小寸法の仕様と特徴
全長112mmと、SEKIMONOの茶則の中で最も短く設計されています。手持ちの茶缶の内径や深さ、持ち運び用ケースの寸法と照らし合わせてご確認ください。
標準寸(157〜161mm)|4作品の仕様と特徴
全長157〜161mmの範囲に4作品(梅染江南、金蟾吐瑞、竹石、石榴)が揃っています。最も作品数の多い長さ帯です。
該当作品:梅染江南(約157×54mm)、金蟾吐瑞(約159×52mm)、竹石(約160×58mm)、石榴(約161×58mm)
長寸(170〜185mm)|最大寸法の仕様と特徴
全長170mmの金玉満堂(最大幅66mm)と、全長185mmの明月清風(最大幅49mm)の2作品。SEKIMONOの中で最も長さのある作品です。深めの容器や広い配置スペースを想定される際にご確認ください。
2. SEKIMONO銅製茶則7作品の寸法・仕様一覧
| 作品名 | 実測寸法(長×幅) | 区分 | 意匠モチーフ | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 尋幽境 | 約112 × 52 mm | 短寸 | 山水の景色 | ¥11,800 |
| 梅染江南 | 約157 × 54 mm | 標準寸 | 梅花・江南の枝 | ¥11,800 |
| 金蟾吐瑞 | 約159 × 52 mm | 標準寸 | 金蟾 | ¥13,800 |
| 竹石 | 約160 × 58 mm | 標準寸 | 竹と石 | ¥11,800 |
| 石榴 | 約161 × 58 mm | 標準寸 | 実り豊かな石榴 | ¥11,800 |
| 金玉満堂 | 約170 × 66 mm | 長寸(広幅) | 丸みのある起伏 | ¥13,800 |
| 明月清風 | 約185 × 49 mm | 長寸(細身) | 月と風のライン | ¥11,800 |
各茶則の価格帯や購入時の選び方については、銅製茶則の価格と選び方ガイドをご参照ください。
茶則を用いた茶葉の取り分けや急須への投入所作については、茶則の使い方と所作ガイドをご確認ください。