茶則の使い方と所作|茶葉の取り分けと急須への投入手順の提案
中国茶や台湾茶の茶席において、茶葉を取り分け、茶壺や急須へ移す茶道具が「茶則(ちゃそく)」です。茶葉を手で直接触れずに扱い、急須へ移し入れるための道具として仕立てられています。
歴史的には、唐代の陸羽『茶経』四之器に「則」という茶具が記され、茶末を量る器具として説明されています。本稿では、現代の茶席における茶則の使い方の一例と所作の手順をご提案します。
1. 現代の茶則における基本的な役割と歴史的背景
SEKIMONOの製品仕様において、茶則は「茶葉を取り分け、茶壺や急須へ移す茶道具」として定義されています。
なお、唐代の陸羽『茶経』四之器には「則」という茶具が記され、茶末を量る器具として説明されています。現代の工夫茶や台湾茶で用いられる茶則は、散茶(乾燥茶葉)を取り分け、茶壺や急須へ移す道具として用いられています。
2. 茶葉を移す所作の手順(SEKIMONOのエディトリアル提案)
SEKIMONOでは、茶葉を移す際の一例として以下の手順をご提案します。
- ① 茶葉の取り分け:茶缶や茶袋から、茶匙や茶則を使って一煎分の乾燥茶葉を取り分けます。直接手で茶葉に触れずに扱う一例です。
- ② 茶葉の形状確認:茶葉の形や色を手元で確認する使い方も、SEKIMONOでは一例としてご提案します。
- ③ 急須への投入:茶則の先端を急須の開口部に近づけ、ゆっくりと傾けながら茶匙などで茶葉を滑らせるように移し入れます。
3. SEKIMONO 銅製茶則 全7作品の寸法・価格一覧表
SEKIMONOの茶則は、すべて中国・江蘇省無錫市で製作し、銅素材に手仕上げ・表面着色を施しています。作品ごとに長さや幅が異なります。
| 作品名 | 販売価格(税込) | 外形寸法 | 意匠(公式仕様) |
|---|---|---|---|
| 尋幽境 | ¥11,800 | 約112 × 52 mm | 山水を思わせる景色 |
| 梅染江南 | ¥11,800 | 約157 × 54 mm | 梅の枝と花を思わせる意匠 |
| 金蟾吐瑞 | ¥13,800 | 約159 × 52 mm | 金蟾を思わせる立体的な造形 |
| 竹石 | ¥11,800 | 約160 × 58 mm | 竹と石を思わせる意匠 |
| 石榴 | ¥11,800 | 約161 × 58 mm | 石榴を思わせる丸みのある意匠 |
| 金玉満堂 | ¥13,800 | 約170 × 66 mm | 丸みのある起伏と細部の表情 |
| 明月清風 | ¥11,800 | 約185 × 49 mm | なだらかな面と細やかな起伏 |
4. 茶則を合わせる際の寸法確認ポイント
茶則をお選びいただく際は、使用する急須や茶壺の開口部(口径)の外形寸法をご確認の上、茶則の先端幅や長さと比較してください。小ぶりな急須には短めの約112mm(尋幽境)が比較的小回りが利き、標準的な急須には約157〜161mmの作品が選ばれる傾向があります。
5. ご使用後のお手入れ
ご使用後は、柔らかい布で茶葉の粉末や水気を拭き取り、通気性の良い場所で保管してください。研磨剤や金属たわし、食器洗浄機の使用は避けてください。